カルトナージュ初心者の為のヒント集


4.接着剤あれこれ

カルトナージュで私が一番よく使うのは「木工用ボンド(速乾性でないもの)」です。これを少量の水やフエキ糊で薄めて使います。

ボンドに含まれる水分量が多い程、塗った後は一時的にカルトンが膨張し乾くと共に強く収縮しますので、ペルメルやファイルのような平面的な作品を作る場合は水で薄めない方が理想です。

速乾性のボンドは修正がしにくいので教室ではあまり勧められることはありませんが、私は箱を作る時などに、カルトンの厚み部分には速乾性の木工用ボンド(薄めず使用)を指で塗って組み立てています。

スキバルテクス(革風の加工紙)の表どうしの接着や合成皮革、ビニールコーティング素材などをカルトナージュの材料として使う場合、一般の木工用ボンドでは接着しにくいこともあります。そのような時は素材に適したボンドをホームセンターなどで探したり、小さい面積であれば両面テープを用いるのも一つの方法です。

これらの他に無酸のりという高価な糊もあります。私は使用したことがありませんので使用感などはお伝えできないのですが、劣化しにくいというメリットがあるそうです。ただ経年劣化は布や紙も同時進行で進んで行くわけですので、普段使いには少し勿体ない気もします。高価な材料を使った本格的なカルトナージュの作品で、良い保存環境に置いておけるのならばこういう糊を使用してみても良いかと思っています。