カルトナージュ初心者の為のヒント集


8.L型定規を便利に使おう

私がカルトナージュで一番神経を使う作業は、カルトンにパーツ毎のサイズを図って書き入れる作業です。その後のカットも勿論正確さが要求されますが、カットする線がサイズどおりにきちんと書けていなければ、どうにもなりません。

ところが定規を当ててサイズどおりの線を引く、という、この単純で簡単そうな作業が実はとても面倒で且つ難しい..と私は思っています。

カルトンの直角を確認したりパーツを線引きする時に便利なのがL型の金属定規です。一般には曲尺(かねじゃく)とか差し金(さしがね)などと呼ばれている大工道具です。

私が学生の頃は女子は家庭科だけで技術が学べなかったので、私の世代の女性にはあまり馴染みのない道具かもしれません。木工教室に通っていた時に初めて手にして、便利さに感心したのを覚えています。

大工さんはこの曲尺1本で3平方の定理等を応用したり、目盛りによっては円周の計算などもできるらしいです。驚きのお役立ちグッズなんですね。

ホームセンターに行くと沢山の種類の曲尺が売られています。私はメートル法の目盛りで、内側にも㎜単位の目盛りがついたやや厚みのある物を買いました。

この「hint8」では、学生の頃に曲尺を触ったことがない!というかたの為に、カルトナージュに役立つ極々基本的な使い方をご紹介します。

1.直角を確認する

カルトナージュ・曲尺 見てのとおり、曲尺の内側をカルトンにあてて、パーツの角が直角になっているか確認します。三角定規でも可能ですが曲尺ほどササッとはいきませんね。


2.直角のパーツを書く(例:1辺が10㎝の正方形)

カルトナージュ・曲尺 例えばこんないびつな形の残り物のカルトンから10㎝四方の正方形を切り出したいとき..。普通の定規と三角定規で測って線を描くことを想像してみて下さい。結構面倒な作業ですね、おまけに微妙に平行四辺形になってたりすることも..
カルトナージュ・曲尺 曲尺を使ってみます。 まずカルトンの1辺に曲尺をしっかりあてて...10㎝の目盛りの所に印。
カルトナージュ・曲尺 そのまま垂直の線を引き、こちらも10㎝の所に印を入れます
カルトナージュ・曲尺 次に曲尺を反対側から置いて、さっき印をつけた2箇所に10㎝の目盛りを合わせ残りの2辺を書けば出来上がりです。直角を意識することなく簡単に正方形が書けました♪


3.平行線を引く(例:10㎝×5㎝の長方形を3枚)

カルトナージュ・曲尺 これも、普通の定規だけで書くことを想像してみて下さい。端から5㎝間隔に点を3箇所打って、また10㎝近く離れた所でも同じことをして、それぞれの点を定規で結んで..。面倒ですね~、おまけに微妙にズレてたり..。曲尺を使ってみます..。カルトンの1辺に曲尺をしっかりあてて、カルトンの手前端しを5㎝のメモリに合わせて、写真のように線を引きます。
カルトナージュ・曲尺 曲尺を上にずらして、さっき引いた線を5㎝のメモリに合わせて、2本目の線を書きます。
カルトナージュ・曲尺 3本目も同じように。
カルトナージュ・曲尺 カルトンの手前端に曲尺をしっかりあてて、カルトンの右端と10㎝の目盛りを合わせて、写真のように左の縦線を1本引けば、もう出来上がりです♪